南アフリカランドは小さな通貨であり、 他の通貨に影響される。ドル円やユーロドルなどがその中心だろう。また円がらみはどの通貨も同じような動きをするため、円安か円高かという相場状況はきわめて重要である。だから、南アフリカランドに投資する場合も、最低でもドル円には注意しなくてはならない。
そう考えた場合、ドル円は引き続き上値が重い。3月決算のリパトリによる円買いが断続的に行われているようで、3月上旬までは上値が重い展開が予想される。またユーロドルがついに1.5を超えるなど、相場全体としてはドル安が進んでおり、南アフリカランドにも影響を与える。
本日は英国でGDPが発表される。ポンドは買い基調だが、対円で見れば上昇のスピードは鈍っている。対ドルでは続伸が予想される。また、本日は米国の住宅指標が発表。されに、バーナンキFRB議長の議会証言があり、材料は非常に豊富。その結果次第で、大きく動きそうだ。円がらみは上値に余地を残しながらも上値は重く、反落のリスクも高いといえる。
実際、欧州市場に入り、ドル円はサポートを割り107円割れ、それを受けてクロス円も陰線が目立ち始めた。このように南アフリカランドを投資する場合も、南アフリカランド円だけでなく、ドル円含めた相場全体の動きを予想する必要があるといえる。
